協会の目指す住宅
IDEAL HOUSING
蓄熱の温熱環境への影響(12月-1月)
蓄熱の温熱環境への影響
【測定について】
目的
人の熱、暖房の熱を受けない状況下で太陽の熱だけで、室温がどのように変化するのか。
条件
南側窓⇒ハニカム構造・断熱ブラインドを開けた状態
その他の窓⇒ハニカム構造・断熱ブラインドを閉めた状態
暖房⇒無暖房
その他の窓⇒ハニカム構造・断熱ブラインドを閉めた状態
暖房⇒無暖房
結果
グラフから1Fの温度の上下動に比べて2Fの温度の上下動は大きくなった。1Fと2Fで異なる点は熱容量の大きさである。1Fには土間コンクリート、水蓄熱、パッシブ蓄熱材(32度、29度、25度)等、熱容量を多く設けている。これに対して2Fにはほぼ何も設けていない状態である。熱容量を設けることは室温の安定化につながるとともに、太陽の熱エネルギーの有効利用につながる。