給湯 |
給湯とは
家庭内エネルギーの用途内訳
家庭でのエネルギー消費量が多いのは暖房と答える方が多いと思いますが、意外にエネルギーを費やしているのが給湯なのです。温暖地に関しては暖房エネルギーより給湯エネルギーのほうが多いのです。この給湯エネルギーを削減することが住宅の全体のエネルギー削減に効果があります。また、寒冷地域でも高断熱化の進歩により暖房エネルギーが減少傾向にありますが、最終的に大きなエネルギーとして残るものは給湯エネルギーなのです。
出典:「エネルギー白書 2013」資源エネルギー庁
給湯器の種類
■高効率ガス給湯
エコジョーズ(潜熱回収型給湯器) エコジョーズはガス給湯器です。エコジョーズは今まで利用せずに排気していたお湯を温めるときに出る高温の燃焼ガスを再利用し、あらかじめ水を温めます。 予熱するダブルの効果により、従来タイプに比べて少ないガス消費量で加熱でき、エネルギーをムダにすることなく、高い熱効率を実現できます。
■ヒートポンプ式電気給湯
エコキュートは割安な夜間電力を利用して、お湯を作ります。夜間電力帯にヒートポンプを運転し、貯湯タンクの中にお湯を貯めるタイプの給湯器です。
■太陽熱エネルギー×高効率ガス給湯
自然界の太陽エネルギーを利用する集熱するパネルと貯湯タンクで給湯(ソーラーシステム)を行う。太陽熱で賄えない分は、ガス給湯が自動で補助するシステムです。自然エネルギー利用で環境負荷にもやさしいシステムです。
■ヒートポンプ式(電気)×高効率ガス ハイブリット給湯
空気熱を活用した電気の「ヒートポンプ」と、ガスの高効率給湯が持つメリットを掛け合わせることによって、今までにない高い省エネ性と快適性を実現した給湯システム。
協会がおすすめする給湯設備
ハイブリット給湯システム ECO ONE(エコワン)
ECO ONEとは、空気熱を活用した電気の「ヒートポンプ」と、ガスの高効率給湯暖房器「エコジョーズ」が持つメリットを掛け合わせることによって、今までにない高い省エネ性と快適性を実現させた、世界初 のハイブリッド給湯・暖房システムです。電気ヒートポンプ式給湯機(エコキュート)を大きく上回り、給湯一次エネルギー消費量が最も少ない給湯器として住宅の省エネ化に大きく貢献し、地球環境を守るための技術が進化し続ける“環境時代”を牽引する先進のシステムです。一般地域では、ダブルハイブリット仕様のシステムで暖房エネルギーが大幅に削減できる次世代のシステムです。
機種について
エコワンは、地域ごとに分類すると全部で5つの機種になります。一般地域(4~8 地域)で“ダブルハイブリット機種”を採用すると、給湯・暖房エネルギーが大幅に削減できる“トップランナー”のシステムとなります!
【参考:エコワンの一次エネルギー消費量についてはこちら →】
エコキュート
エコキュートは割安な夜間電力を利用して、お湯を作ります。夜間電力帯にヒートポンプを運転し、貯湯タンクの中にお湯を貯めるタイプの給湯器です。
東芝 | 日立 |
【特徴】
(※1 家庭用ヒートポンプ給湯機において 2013年9月現在) |
【特徴】
(※2 2013年9月13日現在 家庭用ヒートポンプ給湯機一般地向け) |
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その他のメーカーのお取引も可能です。お問合せください。
太陽熱給湯器
太陽の熱を利用してお湯を作り出します。太陽の出ている昼間にお湯をわかし、曇りの日など太陽の熱が足りないときはガス給湯器と併用すれば安心。今注目の自然エネルギーを活用で給湯エネルギーを削減!
自然循環型 | ソーラーシステム |
カマボコ型のタンクの中に水を入れて、システムの中で循環させます。その為に、コスト的には安心だが、冬になると、その水が凍結を起こし、循環パイプの破損や屋根の上に何百キログラムもの加重が少ない面積にかかる等のデメリットもあります。一般地向けのシステムとなり、寒冷地の導入は不向きとなります。 | 直接水を循環するのではなく、不凍液が屋根とタンクの間を流れてタンクに入っている水の温度を上昇させます。その為に屋根に負担をかける事がなく、また配管の中で凍結する事もないシステムです。また、デザイン的に屋根に薄く設置が可能で意匠的にも美しいです。現在注目のシステムです。 |
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太陽熱利用のリンク(経済産業省 資源エネルギー庁 あったかエコ太陽熱)
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/attaka_eco/