会員総会の開催 |
協会では年に1度程度、会のメンバーが集合する総会を開催しております。現場見学や勉強会を同時に行い、住宅業界の情報を伝達し、また、メンバー同士で意見交換などの交流が行えるよう懇親会などを企画しております。
第18回総会(東京 品川)2014.9~10
平成26年9月30日~10月1日に「P.V.ソーラーハウス協会 第18回総会」を開催致しました。
今回の総会は1日目が『東京大学エネマネハウス報告会』、2日目が『消費税増税受注落ち込み対策の勉強会』というテーマで行いました。
消費税増税に伴い受注の落ち込みが生じること、新築住宅の市場が縮小していくと予想されることから未来の性能を持つ家というコンセプトの東京大学エネマネハウスについて学び、そこから今すぐ導入できる技術について考える総会となりました。
2日間にわたる総会でしたが、延べ170名ほどの方にご参加いただきました。
総会1日目講演 東京大学エネマネハウス報告会
- 『エネマネハウス2014事業概要の解説』
P.V.ソーラーハウス協会 室長 大越正人 - 『エネマネハウスの設計概要説明』
東京大学エネマネハウスチーム 北潟寛史様、米澤星矢様、石綿麻矢様、富山創樹様 - 『CityEcoxで見えた建築の底力~日本型パッシブの可能性~』
東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 前 真之 准教授
総会2日目講演 消費税増税受注落ち込み対策勉強会
- 『東京大学エネマネハウスから今すぐ導入できる技術』 P.V.ソーラーハウス協会 会長 南野一也
- 『現状の住宅市場分析&今後の住宅市場分析』 P.V.ソーラーハウス協会 室長 大越正人
- 『今できること、今はじめること』 P.V.ソーラーハウス協会 会長 南野一也
- 『住宅販売差別化のためのオススメ技術・設備』 P.V.ソーラーハウス協会 会長 南野一也
- 『協会がサポートする技術研修のお知らせ』 P.V.ソーラーハウス協会 関 朱美
展示コーナー
- エネマネハウス2014に参加した5つの大学(慶應大学、芝浦工業大学、千葉大学、東京大学、早稲田大学)が設計した住宅の概要をパネルで展示
- 東京大学エネマネハウスチームのハウス模型とPVルーバー、使用されている潜熱蓄熱材の展示
第17回総会(北海道 十勝)2013.3
平成25年3月6~7日に「P.V.ソーラーハウス協会 第17回総会」を開催いたしました。
平成25年10月に32年ぶりに省エネ基準が新しくフルモデルチェンジとなること、また、産業用大型太陽光発電では新しいマーケットが広がっており、住宅業界には新しい大きな転換期が来ていることから、テーマを『新しい基準!新しい家作り!新しいビジネス!』とし行いました。
今回は日射が日本でも最大級で温度的には超寒冷地である十勝で開催しました。2日間にわたる総会ですが、両日とも午前中に現場見学会を行い午後に勉強会を開催しました。総勢100名の方が総会にご参加いただきました。
見学物件
- ヒューノンホーム 2棟(国交省ゼロエネ補助金採択物件+日射によるダイレクトゲイン+潜熱蓄熱の活用物件)
- 有限会社水野建設 1棟(木のいえ整備事業採択物件)
- 株式会社ホーム創建 1棟(国交省ゼロエネ補助金採択物件)
- 株式会社総合設計 1棟(かちまいホームセンターモデルハウス物件)
講演
- 改正省エネ基準の概要とこれからの省エネ住宅の考え方
東京大学 准教授 前真之氏 - ~サステナブル住宅賞受賞のパッシブハウス実例~パッシブ手法による温熱環境の報告
P.V.ソーラーハウス協会 関西事務局理事 茅原守雄 - ~改正省エネ基準・低炭素住宅・消費税10%時代~ジェットコースター市場に勝利する工務店+協会本部社屋の温熱報告
P.V.ソーラーハウス協会 会長 南野一也 - ~札幌版次世代省エネ基準~トップランナー認定住宅の実施工事例
有限会社藤城建設 代表取締役 藤城英明氏 - ~新しいビジネスのスタート~新築・既築・産業用/太陽光電池利用して安定的な事業展開を行う
P.V.ソーラーハウス協会 会長 南野一也 - ディスカッション 十勝メンバーによる家作りについて~販売や家づくりの工夫など~
《パネリスト》
株式会社ホーム創建 代表取締役 阿部利典様
西谷建設株式会社 工事部長 高山弘様
有限会社猪子建設 代表取締役 猪子茂昭様
ヒューノンホーム 代表 田中大裕様
有限会社水野建設 代表取締役 水野光義様
展示コーナー
- 日本スティーベル株式会社:第一種熱交換換気システム(顕熱)
- ローヤル電機株式会社:第一種熱交換換気システム(全熱)
- パラマウント硝子工業株式会社:グラスウール断熱材
- YKKAP株式会社:PVCペア・トリプルサッシ
- 株式会社KRA:鉛蓄電池
- 北海道気密販売株式会社:気密補助材
- ジャパンホームシールド株式会社:地盤調査
- 株式会社GIR:地盤調査
- なちゅらるさーかす:木製トリプルサッシ
- P.V.ソーラーハウス協会:各省エネ設備
↓詳しい内容は報告書をご覧ください。
第16回総会(鹿児島)2011.7
平成23年7月26~27日「P.V.ソーラーハウス協会第16回総会」を開催いたしました。
今回の総会は『夏対策の住宅』をテーマに真夏の鹿児島で行いました。平成22年も観測史上最高温度の夏をマークし、今年は原発問題から夏場の対策が必要です。一般的には冬型の高断熱の対策が中心ですが、それだけでは夏場の住環境は不快になる可能性があります。IBECでは、「蒸暑地域の自立循環型住宅」の取り組みもスタートしました。
そこで、『夏場の問題定義から、夏対策住宅をどの様に行うのか』を考えて頂く機会にしたいと考えてました。今回の現場見学会では、2050年型ECO住宅、鹿児島の風土を活かした住宅などや、島津家が暮らした夏対策のパッシブ設計の住宅:磯御殿(いそごてん)を見学いたしました。
さらに、特別講演会では業界で最も人気のある先生をお二人招き、①南雄三氏による『パッシブデザイン』、②野池政宏氏による『夏対策を施した住宅』について講演していただきました。
《見学物件》
- 仙厳園:磯御殿(江戸時代初期に島津光久によって築庭された別邸、地域に合わせた設計の工夫)
- 株式会社ソーラーハウス21 1棟(セーフエネジー〔自給自足〕を目指す省エネ住宅工事中物件)
- 丸和建設株式会社 3棟(2050年型ECO住宅+真壁造りの健康住宅+2050年型省エネ健康住宅施工中物件)
- MBC開発株式会社 1棟(独立型二世帯住宅)
《講演会》
- 『パッシブデザインを求めて世界を巡る』
住宅評論家 南 雄三氏 - 『大阪パッシブハウスについて』
P.V.ソーラーハウス協会 理事 茅原守雄 - 『被災地復興支援プロジェクト設置選定委員会の活動報告』
P.V.ソーラーハウス協会 大越正人 - 『LCCM(ライフサイクル・カーボンマイナス)住宅を解説 LCCM住宅VS2050年型ECO住宅』
P.V.ソーラーハウス協会 会長 南野一也 - 『夏対策住宅の再確認』
住まいと環境社 代表 野池政宏氏 - 『~南野流 蒸暑地域の家作り~鹿児島の家の提言』
P.V.ソーラーハウス協会 会長 南野一也 ディスカッション
《パネリスト》
株式会社ソーラーハウス21 取締役 上野勝様
MBC開発株式会社 取締役技術統括 中野健一様
丸和建設株式会社 代表取締役 和田康伸様
《展示コーナー》
- 北海道気密販売株式会社:気密補助材
- パッシブエネルギージャパン株式会社:第一種熱交換換気システム(全熱)
- 株式会社プラケン:防蟻対応の断熱材
- パラマウント硝子工業株式会社:グラスウール断熱材
- 長州産業株式会社:太陽光発電
- 株式会社LIXIL:PVCペアサッシ
- YKKAP株式会社:PVCペアサッシ
- 株式会社シーピーユー:CAD
- 住環境シュミレーションソフト
- ジャパンホームシールド株式会社:地盤調査
- スーパーソフトウェア株式会社:長期優良等の申請代行サービス
- P.V.ソーラーハウス協会:ハニカム構造・断熱ブラインド
↓詳しい内容は報告書をご覧ください。