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被災地視察に関する報告(宮城県塩竈市)

第二回会議(9月27日開催)の中で方向が決まった、第二案「ハニカム構造・断熱ブラインドを被災地に贈る」を進めるために、具体的な方向性を考えることとしました。
 

■どの地域の仮設住宅を対象とするのか?

10月に被災地の仮設住宅において断熱化工事の進捗状況が取り上げられており、岩手県・福島県に比べて、宮城県は断熱化対策が遅れているとの内容が放送されておりました。
この情報をもとに宮城県の仮設住宅を対象に進めて行くこととしました。

 

■宮城県仮設住宅ご担当者様へ相談

では、宮城県の仮設住宅はどのくらいあるのかという問題がでてきます。すべての仮設住宅に取り付けることは予算上不可能なため地域を絞ることが必要となります。
そこで宮城県の仮設住宅のご担当者様と連絡をとり相談をした結果、下記のことを教えて頂きました。

①宮城県の中でも特に寒さに対して、寒さ対策の要望をしている仮設住宅の団地があること。
②例えば設置する対象の方を「お年寄りが住んでいる仮設住宅」、「1Kを中心に設置をする」など絞りこむと、隣の家は設置するがその隣の家は設置をしないということ不満がおきてしまう。そのため、仮設住宅の団地単体で設置をすることが望ましい。

この事を踏まえてハニカム構造・断熱ブラインドを贈る仮設住宅を検討した結果、団地単体であまり仮設住宅が多くない宮城県塩竈市の仮設住宅と打ち合わせをすることとなりました。

 

■宮城県塩竈市 仮設住宅 視察報告(訪問日:10月26日)

10月26日(水)に宮城県塩竈市の仮設住宅の管理人の方と打ち合わせを行ってきました。
塩竈市の仮設住宅の戸数は、2DKを中心に、全体で約250戸弱くらい(離島含む)とのことです。

 

実際の仮設住宅の内部を拝見させていただき、ハニカム構造・断熱ブラインドが設置可能かをまずは確認をしました。
窓の上にカーテンレールがついていましたが、ハニカム構造・断熱ブラインドは設置ができそうです。
当初は窓のみという話をしておりましたが、引き戸になっている玄関にも設置ができないかとの相談も受けました。
なぜ玄関設置を希望しているかというと、断熱性能の向上もひとつですが、西日対策と目隠しも兼ねられるため便利なのではないかという理由です。予算の上限もあるため、この相談については検討したいと思います。

順調に思われた打ち合わせでしたが、国の断熱化工事(窓の二重化工事)が11月中旬以降から始まるため、その工事が終了次第、実際の仮設住宅にお住まいの方の意見を聞き、ハニカム構造・断熱ブラインドが必要かどうかを決めなけらばならないという問題が発生してしまいました。
塩竈市の仮設住宅にハニカム構造・断熱ブランドを贈りたいと思っておりますが、このままでは贈る前に冬が終わってしまうため、回答を待ちつつ次の方向性を考えなくてはならない状況にたたされています。
※塩竈市の位置はこちらをご参照下さい。

 

■その他地域の被災地視察報告

塩竈市以外にも、近くの松島町や名取市も視察に行ってきました。
今回視察してきた、どこの地域にも瓦礫の山が至るところに存在していました。

上記の写真のような瓦礫の山が何箇所も存在していることが、今回の被災状況がどれほどひどいものだったのかを物語っています。
この瓦礫は今後どうするのか・・・。今後の復興についても問題が山積みだと感じました。
 

塩竈市から南に下りていくと名取市があり、ニュースにもでていた仙台空港付近を視察してきました。
おそらく津波の被害にあったであろう学校に瓦礫を集積しており、津波の被害があったのだと分かりました。

瓦礫など集積されているところは多かったのですが、9月に視察を行った石巻市や南三陸町のような基礎が残っていたり、瓦礫が散乱していたりという悲惨な風景とは違い、ずいぶん瓦礫撤去が進んでいて復興が早いと感じられました。