窓の断熱化が重要

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窓には「断熱」「採光」「通風」「換気」といったいろいろな機能があります。窓は住宅の中でも、“熱の出入り”がいちばん多い場所だと言われています。冬場には約47%もの熱が窓を通して室内から外へ、夏場には約70%もの熱が窓を通して外から室内へ移動します。熱は必ず温度の高いほうから低いほうへと移動するので、窓で断熱化を図らなければ『冬寒く、夏暑い。』住宅となり、同時に健康被害を発生させるリスクが高まります。また、一般的な高断熱化の手法では外壁の断熱効果を図ることが多くありますが、コストパフォーマンス良く断熱性能を高めるには窓の性能強化がお勧めです。

 

窓の性能

窓の性能を比較する際に、『U値(熱貫流率)』がひとつの基準として挙げられます。 熱貫流とは、温度の高い方から低い方へ熱が伝わることです。内外温度差が1℃のときに、1時間あたり、面積1㎡あたり を通過する熱量を表したものがU値で、熱の伝わりやすさを表しています。 数値が小さいほど断熱性に優れているということです。(単位:W/㎡K)

窓の熱貫流率は、サッシとガラスの組み合わせによって大きく変化します。 サッシやガラスは多種多様で、それらの組み合わせによって性能を高めることが出来ます。しかし、その選定には、住宅において1年間を通じての快適性や省エネ性を考える必要があります。また、設計上の工夫により自然エネルギーを活用する事も可能であり、LCCM住宅を代表とする開口部のパッシブ設計もその1つです。

 

窓種類・性能比較

窓には、アルミサッシ、樹脂サッシ、木製サッシ、ガラス種などがあります。 日本でよく使われているアルミサッシは、他の先進国では住宅向けとしてほとんど使いません。これはアルミサッシは熱伝導率が高すぎて断熱性能が悪いことを示します。

【参考:先進国の基準窓】 サッシ 各国の基準値 ※データは最新ではございません

 

冬と夏を考える

窓ガラスは種類によって日射侵入率が変化します。夏場の冷房効果を高めるには遮熱効果の高い窓、冬場の暖房効果を高めるためには断熱効果の高い窓を選択するのが良いと思われがちです。

夏では『室内の冷気を逃がさず、且つ日射を遮蔽し冷房効果を高めたい。』冬では『室内の暖気を逃がさず、且つ日射を取得し暖房エネルギーを軽減したい。』このように夏と冬では、日射を遮蔽したいのか、あるいは取得したいのかという相反した目的があります。

例えば、窓の性能を落とすことで日射取得量が増えます。これで冬場の暖房エネルギーは減りますが、夏は部屋が暑くなってしまいます。そこで、日射遮蔽が重要になってきます。窓の外に日射遮蔽スクリーンを設置、内部に「ハニカムブラインド」を設置、日射遮蔽スクリーンと「ハニカムブラインド」のダブル効果で十分に日射をカットする事が可能です。窓の性能を無理にあげなくても、日射を遮蔽する方法があります。「ハニカムブラインド」であれば、窓の可変断熱として「開けたり閉めたり」が簡単にできるので夏でも冬でも応用が利きます。

[ハニカムブラインド・夏期の断熱効果実験]

夏場の有利さだけを考えていると、冬場には不利な住宅となってしまいます。窓は夏と冬のバランスを考えて取り入れることが大切です。

[夏期日射遮蔽について]

 

協会がおすすめする窓

窓はサッシ(枠の部分)とガラスで構成されており、この二つがそろって窓となります。サッシもガラスも様々な種類があり、性能もそれぞれ異なっています。どの窓を入れるかによって住宅の性能も大きく左右されることになるので、窓の選定はとても重要です。

樹脂サッシ

住宅における窓からの熱損失はいちばん大きく、海外の国々では窓に対して厳しい断熱基準を設けています。そんな環境先進国で普及しているのが樹脂サッシです。樹脂サッシは省エネで快適な住環境をつくるために欠かせないもので、日本を除く先進国では標準サッシとして用いられています。樹脂サッシの普及率は先進国においては 60%超ですが、日本においては10%に満たないほどです。今後は日本でも樹脂サッシの普及を目指さなければいけません。

 


 

三協立山

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トリプルスマージュ/スマージュ

トリプルスマージュ
樹脂サッシ/トリプルガラス 熱貫流率:0.86
中空層10mm(クリプトンガス入り)のダブルLow-E

スマージュ
樹脂サッシ/複層ガラス 熱貫流率:1.40
中空層16mm(アルゴンガス入り)のLow-E複層ガラス

高い断熱性能が、外気温・太陽光線などの影響を軽減。
「冬暖かく」、「夏涼しい」という理想の環境をご提供します。

 

[http://alumi.st-grp.co.jp/products/window/smarju/point.html]

 

YKKAP

プラマードⅢ(複層)

プラマードⅢ

樹脂サッシ/複層ガラス 熱貫流率:2.33以下
熱伝導率の低いオール樹脂製サッシ。断熱・防露・気密性能の高い窓です。
熱伝導率がアルミの1000分の1で熱を伝えにくく、寒冷地に最適です。

     [ https://www.ykkap.co.jp/products/window/plamado3/merit.asp ]

APW330(複層・真空トリプル)

APW330 APW330真空

樹脂サッシ/Low-E複層ガラス、真空トリプル 熱貫流率:1.90未満
断熱性に優れた樹脂サッシとLow-E複層ガラスで構成された窓です。
単板ガラスの約4倍の断熱性能があります。

     [ https://www.ykkap.co.jp/apw/apw330/ ]

APW430(トリプル)

樹脂サッシ/ArLow-Eトリプルガラス(日射遮蔽型) 16513サイズ 熱貫流率:0.91W/㎡K

APW430

    

 [ https://www.ykkap.co.jp/apw/apw430/ ]

 


 

LIXIL

マイスターⅡ

樹脂サッシ/複層ガラス 熱貫流率:2.33以下
熱伝導率の低い樹脂と複層ガラスを 組み合わせることで、一般的なアルミサッシと比べて約3倍の高い断熱効果を実現。防音性、水密性、気密性にも優れた快適サッシです。
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http://www.lixil.co.jp/lineup/sash/dannetu/mistar2/ ]

エルスターX

樹脂サッシ/トリプルガラス クリプトンガス/アルゴンガス
縦すべり出し窓 16513サイズ 熱貫流率:0.79

1409_SA_0098A エルスターX断面図

 [ http://www.lixil.co.jp/lineup/window/erster_x/ ]

 

 

 

 

 

 

 

ハニカム構造・断熱ブラインド  << aSsu・明日 >>

P.V.ソーラーハウス協会オリジナルの窓の可変断熱材『ハニカム構造・断熱ブラインド』です!

P.V.ソーラーハウス協会オリジナル!窓の断熱強化部材「ハニカム構造・断熱ブラインド」

住宅の高断熱化で特に重要になる窓の断熱強化を補助する部材です。蜂の巣状(ハニカム)の構造をしたブラインドで、このハニカム状の空気層で断熱をします。熱伝導率の低い空気を閉じ込め静止空気層とすることで、この空気層が断熱の役目をし、窓からの外気侵入や室内の暖気・冷気の流出を抑えることができます。その効果により室温の変動を抑え、お部屋を快適な温度に保つことができます。また、簡単に設置することができ、その断熱効果により暖冷房効率・換気効率も飛躍的にアップします!

 

冬期に日射取得し暖房エネルギーの削減、夏期に日射遮蔽をし室内の温度上昇を抑制し冷房を省エネ化にする。季節に応じて窓の性能変化ができる為には、窓の断熱性能が可変的に変動しないと実現できません。

この「ハニカムブラインド」は、「開けたり」「閉めたり」ができることで窓の性能を変化させ日射取得と日射遮蔽が実現できる優れた窓の断熱商品なのです。今後のパッシブソーラー設計では欠かせない窓の可変断熱材として、お手軽に活用いただけます。簡易説明はこちら

[ハニカムブラインド専用サイト]